パルメットの謎

  • 2005.06.07 Tuesday
  • 20:30
私がパルメットという言葉に出会ったのは8年ほど前。
某大学のオープンカレッジで仏教美術を学び始めて2年目の頃でした。
正倉院から西へと仏教の源流を遡る途中、
中国の仏教絵画に良く出てくる「唐草文様」を当時の先生がパルメットと呼んでいた。
それは蔓状に伸びた植物に小花が散らしてあったりして実に可憐。
その頃から装飾文様に興味が沸き、
インド・ガンダーラに至るまで遺跡のスライドを見ても、
気になるのは主題より縁の装飾文(笑)
パルメットという言葉が一気に身近になって行きました。

そんな折ラクリマを知って「HNは何にしよう〜」
どうせならSHUSEさんが「んん??」と思うような名前がいいなと・・・
その頃のSHUちゃんってインドチックな衣装が多かったし、
「チベット死者の書」なんて呼んでたし、
なんと言っても「Sanskrit Shower」と言う名曲も(爆)
極めつけは大学での専攻が考古学だったなんて噂もあった。
(これは全くのガセでしたね/怒)
彼ならパルメットという言葉に反応してくれるのではないかと、
密かに期待を込めての命名でした。

SHUちゃんの反応はともかく、自分の好きな文様の名前だけに愛着はあるんです。
しかしですねぇ・・・どうもその後風向きが怪しくなって(^^ゞ
というのは、パルメットという文様、私の愛する唐草といった感じではなく、
こ〜〜んな↑感じが原型らしいんです(泣)

発祥はメソポタミヤ、エジプト辺り。
Palmの名の通り「ナツメヤシ」がモチーフになっているらしい。
エジプトでは"聖樹"としてレリーフにもかなり頻繁に登場しているとかで、
有り難い事は確かなんですけど・・・私のイメージする物じゃな〜〜い。
更に文明のお約束として東西両方向に波及していったものの、
どうもパルメットさんは西洋の居心地が良かったらしく、
ヨーロッパの文様に今も残っています。

片や東進して中国、日本にたどり着いた"子孫"究極の型は寅さんの唐草風呂敷 ! ! !
いや、それは極端にしても華麗な唐草模様とナツメヤシはどうも人種が違う。
はっきり言って、まだ学者の間でも諸説紛々な様子なんです。
インドの神様だって日本に来ると名前も性格も変わっていたりするんだから、
エジプトのヤシが風呂敷になっても仕方ないか。
でも、自分のHNのアイデンティティーが揺らぐのって悲しいもんです。
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