ラスト・コール
3ヶ月前ここに入社した後も午前中を求職活動に充て、
フルタイムの事務職を探し続けてきましたが、
12月に入りバタバタと2社受かってしまい、
4年前と同じく、まさに 『ふたつめ来た〜〜』 状態です(笑)
それまでずっと履歴書返送が続いてきたのに、
タイミングと言うか・・・受かる時は受かるものですね。
結局、ふたつめの会社が勤務時間等など私の条件にピッタリで、
晴れてコール・センターを卒業することになりました
新しい会社が急募 (担当者が月末退社) だった為 、
コール・センターに在席のまま無理を言って休ませてもらい、
17日から引き継ぎを開始していました。
そして、今日付けで退社という事に。
さすがに最終日は退社準備の為に、午後からコールセンターに移動して、1週間振りに ’インカム’ 使いました(苦笑)
一応ノルマは無い会社ですが、
入社3ヶ月で1時間当たり「1.5件」のアポ獲得が努力目標になっています。
最近になって、なんとか目標をこなせる日が多くなってきて、
今日も最初の2時間で3件達成。
1週間ブランクが有った割にはノルマ達成でホッとしました。
毎時10分ずつの休憩を挟んで、その後1件増やし最後の1時間に。
ほんとうにこれで終りだと思ったら、急に寂しくなってきました。
「最後に不在ばかりで話せずに終わったら寂しいな・・」と考えながらも、実際は’そこそこ’話をして、
断られても’笑声’で気持ちよく電話を切り、
「まぁ、これ以上はアポ取れないでしょう」と満足していました。
が!!!
17時59分、結果として最後のコールになったお家で、
なぜかスイスイと気持ちよくアポを貰って、
私のインカム生活は終了しました
以前受けに行ったアポインター会社では、
「この仕事には向いていない」と即答され、
現に入社後もつい最近まで悪戦苦闘した仕事で、
思い出に残る辞め方が出来るなんて、
信じられません(タイミング良かっただけ、と陰の声)
私は私なりに、頑張ったという事にしておきます。
この職場で3ヶ月。
1日4時間で、1ヶ月に25日は勤務していましたから、
その間に掛けた電話は15,000本以上、
実際に話をした人の数も6〜7,000人になりますかね(笑)
日本中 多種多様な人と話すなんて、
こんな経験普通では出来ませんしね。
これはこれで面白かったかも。
ほんとうにいろんな人に出会いました。
断られる人が大多数だったけど、
ユニークな断り方に笑っちゃうことも有ったし、
アポは貰えなくても、80,90歳の先輩に元気付けられた事も。
長崎の82歳になる女性からは、『あなたもあまり無理はしないでね』と、いま思い出してもウルッとする言葉も貰いました。
やっぱり一人暮らしのお年寄りは話し相手が嬉しいんでしょうね。
その心理が分かるから、言葉巧みにサギを働く人間も居るんだろうなぁ・・・
そして、勿論一番嬉しいのはアポを貰えた人。
もともと商品を気に入っていた人とは楽しい会話が出来たし、
私の説明で『じゃあ一度試してみましょうかね』
と言ってもらえた事もありましたね。
私、あまり話好きだとは思っていなかったけれど、
結構楽しんでいたみたいです(笑)
このコール・センターの前に居た会社(同種類)を辞めた時、
かなり自信喪失していました。
その後ここで頑張って、少しは自信も回復して、
卒業する事が出来たのは、
この半年求職活動してきた中でのいい思い出。